「Web会議の録画データが外部サーバーに保存されるのが不安」「機密性の高い会議内容をクラウドに預けたくない」——こうした悩みを抱える金融機関・官公庁・製造業の担当者は少なくありません。
実は2026年現在、オンプレミス型Web会議システムを選ぶ企業が再び増加しています。閉域網での通信により外部からの不正アクセスリスクを大幅に軽減できるうえ、AIによる議事録自動生成まで社内環境で完結できる時代になりました。
本記事では、Web会議システムのオンプレミス型とクラウド型の違いから、セキュリティメリット、さらにAI議事録機能の活用まで徹底解説します。
Web会議システム オンプレミス型とクラウド型の違い
オンプレミスとは、自社内にサーバーを設置してシステムを運用する方式です。Web会議システムにおいても、この選択はセキュリティとコスト構造に大きな影響を与えます。
| 比較項目 | オンプレミス型 | クラウド型 |
|---|---|---|
| データ保管場所 | 自社サーバー | 外部データセンター |
| セキュリティ | 閉域網で完結 | インターネット経由 |
| 初期費用 | 高い | 低い |
| 月額費用 | 低い | 従量課金 |
| カスタマイズ | 自由 | 制限あり |
| AI機能追加 | 自社内で可能 | ベンダー依存 |
オンプレミスとクラウドの違いを理解したうえで、自社のセキュリティ要件に合った方式を選ぶことが重要です。
オンプレミス型Web会議の3つのセキュリティメリット
メリット1:通信データが社外に出ない
オンプレミス型は、社内LANやVPNなどの閉域網内で映像・音声データが完結します。インターネットを経由しないため、盗聴・傍受のリスクを根本的に排除できます。
メリット2:録画データの完全管理
会議の録画データは自社サーバーに保存されます。クラウド型のように外部ストレージに依存しないため、データ漏えいリスクを最小化でき、セキュリティポリシーに完全準拠できます。
メリット3:アクセス権限の細かい制御
自社内でサーバーを管理するため、部署ごと・役職ごとにきめ細かいアクセス制御が可能です。監査ログの取得・保管も自社基準で運用できます。

GBase OnPremのセキュリティ設定画面。アクセス権限を細かく制御可能
課題:AI議事録をオンプレミスで実現するには
Web会議でいま最も求められている機能がAI議事録の自動生成です。しかし、一般的なAI議事録ツールはクラウドベースであり、会議の音声データが外部に送信されてしまいます。
金融機関の取締役会議、官公庁の機密会議、製造業の技術検討会——こうした場面では、AI議事録を使いたくてもデータ外部送信のリスクが導入の壁になっています。
この課題を解決するのが、オンプレミスAI基盤と会議システムの連携です。
データを外に出さず、GPT-4oクラスのAIを社内で活用。まずは2週間の無料PoCから。
GBase OnPremでAI議事録を社内完結する方法
GBase OnPremは、オンプレミス環境でGPT-4oクラスのAIを活用できるソリューションです。Web会議のAI議事録も、データを外に出さず社内で完結できます。

GBase OnPremのAIチャット画面。会議内容の要約・議事録生成が可能
STEP 1:オンプレミスAI基盤を構築
NVIDIA DGX Spark対応のGBase OnPremを社内に設置。従来の1/20のコストで、GPT-4oクラスのLLM(OSS-GPT-120B)を社内運用できます。コスト比較の詳細も参考にしてください。
STEP 2:会議音声をリアルタイム処理
Web会議の音声データを社内ネットワーク内でAIが処理。VLMモデル(Qwen3-Next-80B)による高精度な音声認識で、専門用語にも対応した議事録を自動生成します。
STEP 3:ナレッジベースに自動蓄積
生成された議事録は、ナレッジベースに自動的に蓄積。Advanced RAG技術により、過去の会議内容を横断検索できます。

会議議事録がナレッジベースに蓄積され、AI検索が可能
導入業界別の活用シーン
| 業界 | Web会議の課題 | GBase OnPremでの解決 |
|---|---|---|
| 金融機関 | 顧客情報を含む会議記録の外部流出リスク | 閉域網内でAI議事録を完結 |
| 官公庁 | 機密レベルの高い政策会議の記録管理 | オンプレミスで完全なアクセス制御 |
| 製造業 | 技術ノウハウを含む設計レビュー会議 | 社内RAGで過去の技術議論を横断検索 |
| 建設 | 現場と本社間の定例会議の効率化 | 清水建設との共同研究実績あり |
AIチャットボットと組み合わせることで、会議内容に基づく質問応答も可能です。

GBase OnPremのダッシュボード。利用状況をリアルタイムで確認
まとめ:Web会議のセキュリティとAI活用を両立
Web会議システムのオンプレミス型は、セキュリティを最優先する企業にとって最適な選択肢です。さらにGBase OnPremを活用すれば、AI議事録の自動生成までオンプレミス環境で実現できます。
- 閉域網で通信データを完全保護
- 録画・議事録データを自社サーバーで管理
- AI議事録を社内完結で自動生成
- 2週間のPoCで効果を検証、1ヶ月で本番稼働

GBase OnPremのシステム管理画面
